【真鶴 観光スポットレポ】真鶴一の景勝地、三ツ石への道のり - 日の出と夕焼けの美しい岬
真鶴の景勝地、三ツ石海岸へ
神奈川の南西に位置する真鶴町は、三方を海に囲まれた小さな港町です。傾斜のある土地にたくさんの家々が立ち並んでいるため、町のあらゆるところから海を望むことができます。
そんな真鶴半島の南端にあるのが、日の出の美しい景勝地として知られる真鶴岬です。また岬から海を眺めた先には、大きな岩が海面から三つ飛び出しており、これは“三ツ石”という名前で親しまれています。

真鶴岬への道のり
真鶴岬へは、JR真鶴駅からバスに乗って約20分ほどで向かうことができます。終点で降り、そこから徒歩約1分です。
また徒歩で真鶴岬を訪れる場合には、「御林」と呼ばれる原生林を通ります。この原生林は「魚(うお)つき保安林」として真鶴の人々に大切に守られてきた森で、いくつかの遊歩道が整備されています。

「魚つき保安林」
海は陸の森林から大きな恩恵を受けていると同時に、森林の環境雨悪化は海にも大きな影響を与えます。漁村の人々は、長い経験の積み重ねから、森と海の環境はつながっていると信じ、海に深いかかわりを持つ森林を「魚つき保安林」呼んで大切に守ってきました。
(中略)
森林法において、水源のかん養、土砂災害の防備など、特定の公共目的の達成のために指定される森林を「保安林」といいます。
17種類の保安林の種別の中には、「魚つき保安林」という日本独自の保安林区分が設けられています。
古くから漁師の人々に守られ、また神聖視されてきたという真鶴の保安林は、見上げるほどの巨木ばかりが立ち並んでいます。歩いてみると、その生命力に驚かされるかもしれません。
さらに、御林の道を進んでいくと、道脇に突如現れる祠があります。これは山神社(やまがみしゃ)と呼ばれる、山の神を祀る祠だそうです。

真鶴では、古くから漁業や石材業が発展してきました。その中で、この“山の神”は産業を支える神として知られ、漁師や石材組合の人々は今でも年に一度お参りに訪れるそうです。
小さな祠と覆いかぶさる巨木のコントラストになんとも言えない味があります。静かに手を合わせ、先へと進みましょう。
真鶴岬の夕焼け
御林を抜けると真鶴岬まではあと少しです。駐車場やバス停のあるエリアがあり、バスや車で訪れた人もここからは徒歩で向かいます。
(ちなみに夕方に訪れる際はバスの便がないので、自家用車等が必要です。道中の御林は夕方になると暗く、危険なため徒歩はやめておきましょう。)
ひたすら階段を下り、海岸を目指します。その途中には「真鶴見晴らし台」というカフェがあり、日中であれば眼下の海を眺めながらコーヒーをいただけます。営業時間は10:30から15:00です。
岬へ向かう階段は木が生い茂っているので、夕方の場合はとくに足元に注意します。そして長い長い階段を降り切ると、パッと視界が開け、ついに真鶴岬・三ツ石海岸に到着です。


ゴツゴツした岩とススキの向こうに、柔らかな夕焼けのグラデーションが美しく広がります。夕方はバスのない時間のためひと気もなく、波と風の音がよく聴こえるでしょう。広々とした海岸を独り占めです。
また冒頭に述べた通り、この真鶴岬は日の出スポットとしても有名です。年に数回だけ、三ツ石の間から登ってくる日の出を見ることができます。元旦には、初日の出を見るために訪れる人々も多くいるようです。
引き潮の時間帯であれば、岬から三ツ石に渡ることもできます。釣り道具などを持っていき、レジャーを楽しむのもいいですね。
おわりに
ここまで、真鶴岬への道のりと三ツ石海岸について紹介してきました。いかがだったでしょうか?岬の景色だけでなく、そこに向かうまでには様々な魅力があり、道中まるごと楽しめます。
また徒歩で訪れる際には、真鶴ウォーキングコースというものがあり、そちらもオススメです。真鶴駅を出発し、真鶴岬だけでなく美術館、魚市場などの名所を巡ります。神奈川県からマップが公開されており、歩行時間は約3時間です。
真鶴を訪れたことのある方も、ない方も、この機会にぜひ足を運んでみてください!
アクセス
神奈川県足柄下郡真鶴町 真鶴岬/ 三ツ石海岸
JR真鶴駅から伊豆箱根バス真鶴岬行きで約20分








