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コペペ

コペペ

お金アイコン 1000円 ~2000円

駅アイコン JR鎌倉駅徒歩約1分

住所アイコン 神奈川県鎌倉市小町1-14-10

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【鎌倉グルメレポ】コペペ-きのこたっぷりの焼きカレーと、和紙で作られた小笠原諸島の魚たち

「今ではお客さんが"なるほど・ザ・ワールド"よ」と笑うのは、かつてフジテレビで放送されていた人気クイズ番組の名物レポーターとして知られる迫文代(さこふみよ)さんです。

画像出典:湘南人

世界中から集められたグッズたち

迫さんは50歳を機に鎌倉の一軒家カレー専門店「コペペ」を開店、2024年のGWで15年目を迎えました。

コペペの情報はスペインなどの旅行サイトでも紹介されており、筆者が取材に伺った2024年11月24日の日曜日も、イタリア、韓国、スペイン・・と5か国の観光客が訪ねてきたそうです。その話題の中で冒頭の一言が飛び出しました。

画像出典:湘南人

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店内には迫さんがレポーターとして60か国を飛び回るなかで集めた品々が展示されています。当時1年の3分の2は海外で過ごされていたとのことで、一部屋にはとうてい納まらないほどのコレクションがあるそうです。

気分により展示物は変わるそうですから、カレー屋さんと同時に、ちょっとした古美術ギャラリーの印象もあります。

画像出典:湘南人

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コレクションの一部をご紹介

部屋中のカラフルなコレクションの中から、特に筆者の興味を引いた一部をご紹介します。

パプア・ニューギニアで見つけたという木彫り人形。

画像出典:湘南人

イタリアで出会ったピノキオ、隣は日本で出会ったタイ製の兎。

画像出典:湘南人

セーシェル諸島にしかないという双子椰子。

画像出典:湘南人

ロフトにある荷物を隠しているのは、カメルーンの女性が身体に巻いていた布なんだそうです。

画像出典:湘南人

人生の転機から、がむしゃらの挑戦

画像出典:湘南人

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迫さんは50歳のタイミングで離婚という人生の転機を経験されています。息子さんが1人いて、これからどうしようかと考えた時、クイズ番組引退後グルメレポーターとして日本全国数千軒ものを飲食店を食べ歩いたなかで、もっとも感銘を受けた銀座の老舗バー「TARU(樽)」のランチカレーを思い出しました。

「カレー屋なら独りでもできるかもしれない」と一念発起し、当バーに飛び込んで半年間を修行。そして2009年のGW、コペペのオープンに漕ぎつけました。

画像出典:湘南人

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当初は開店前の10時から11時の1時間、毎日宣伝のためのチラシ配りをし、これを10年間続けたそうです。

「街頭インタビューをさんざんやっていたから、人と絡むのは得意分野」と迫さん。「でも子供がいたからね、がむしゃらだった。チラシを渡し、何時にいらっしゃいますかと聞いてその場で予約をもらっていた。そうしたら必ず来ていただけるから」

画像出典:湘南人

自慢のカレーは6種類、手作りデザートも

画像出典:湘南人

コペペ自慢のカレーは全部で6種類。※記載の値段はすべて税込です。

  • ビーフカレー 1,200円
  • 焼きチーズカレー 1,200円
  • サラダカレー 1,200円
  • きのこカレー 1,300円
  • 牛すじカレー 1,500円
  • 天使のエビカレー 1,700円

画像出典:湘南人

お客様の半分は観光客、残りの半分はご近所さん。

店内は天井が高く広々としていて、木製の家具からはぬくもりを感じ、落ち着きます。大きく切られた窓からは周囲の家並みや木々の緑が見え、解放感があります。

画像出典:湘南人

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プリンにタルトと手作りデザートも用意されているので、近所の主婦たちが午後にゆったりと世間話を楽しむ場所としても使われているそうです。

画像出典:湘南人

一番人気のきのこカレーが登場

一番人気というきのこカレーが運ばれてきました。

画像出典:湘南人

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野菜5種類ほどに加え、とんこつと鶏がらを煮込むこと5時間。牛コツを入れることもあるそうです。

まずは野菜と動物性のうま味の濃縮したスープが作られ、そこへ10種類のスパイスを調合してルーが完成します。

たっぷりのルーに隠れているライスのお米は天日干し。

手間暇をかけ、丁寧に作られています。

画像出典:湘南人

使われるきのこは香りのよいマッシュルームの1種類のみ。

運ばれるなり濃厚な生クリームとバターの香りが立ち上ってきます。

最後に焼きあげられているから香ばしさを強く感じ、引き寄せられます。

画像出典:湘南人

鎌倉のお店らしく国際色に富んだ観光客がお店を訪ねてくると話す迫さんに、「体当たりレポートで著名な迫さん目当てですか?」と聞いて、「カレーが美味しいからよ!」と訂正される筆者でした。

迫さんが世界で一番美しいと思う場所

画像出典:湘南人

ポタージュのようになめらかなルーをスプーンですくい、口に運ぶと、何層ものうま味と豊かなスパイスの風味がふくらみます。

スパイシーさは程よく抑えられていて、じっくりと煮込んで抽出したベースとなるスープの味を大切に守っているように思いました。

画像出典:湘南人

付け合わせのサラダはお店のすぐそばにあるレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で地元農家さんに直売されている鎌倉野菜です。これ以上なく新鮮で、色も鮮やかです。

迫さんが愛情と一緒に注いでくれる自家製ドレッシングはほんのりレモン風味。あとで知りましたが、小笠原レモンを使用しているそうです。

画像出典:湘南人

カレーを味わいながら、迫さんに「60か国を回られた中で一番美しいと思った場所はどこか」と尋ねてみました。

答えは意外でした。

迫さんは、それは日本の小笠原だと答えました。35年間、毎年通っているそうです。

画像出典:湘南人

「毎年1か月ほどお店を閉めて、小笠原に行く」と迫さんは話します。「小笠原は海と空の色が一緒なの。ボニンブルーと呼ばれる色で、見るたびに感動を覚える。ダイビングが趣味だから、海に入れば野生のイルカのほか、クジラにも出会える。冬にはザトウクジラが子育てにやってくる。海中で出くわしたら軍艦みたい」

画像出典:湘南人

店名の「コペペ」は、小笠原諸島で中心的な役割を果たす父島の西部にある小さな海岸「コペペ海岸」から取ったそうですから、迫さんの小笠原愛を感じます。サラダのドレッシングに小笠原レモンが使用されていたり、デザートメニューの中にそれと名の付くタルトがあったりするのも頷けました。

迫さんは店内の一角を指さしました。

画像出典:湘南人

「少し前まではアフリカの木彫りを展示していたのだけど、ちょうど今は小笠原の和紙で作られた魚たちを飾っている」と迫さん。「天井近くを飛んでいる青いのはセミホウボウという魚。あれも和紙でできているのよ。あそこに飾ってある魚の名前、全部わかるんだから」

テラス席の隅に並べられているのは小笠原の珊瑚でした。

画像出典:湘南人

迫さんにとって鎌倉とは

長崎出身、かつ海外でも日本でも、数えきれないくらい色んな場所を訪ねた迫さんが、なぜ鎌倉に住み、鎌倉にお店を出すことを選んだのでしょうか。

「鎌倉には海も山もある。それに海外にいる時には教会の鐘の音が聞こえたものだけど、鎌倉ではお寺の"ぼーん、ぼーん"というあの梵鐘の音が聞こえる。そこが好き。東京にすぐに出られるしね」と迫さんは答えてから、続けます。

画像出典:湘南人

「息子が一人立ちした後だから、もうがむしゃらにとは思わない。手伝いに入ってくれる友達と一緒に、マイペースにこのお店をやっていきたい。好きな立ち飲み屋さんに週に1~2回飲みに行けたりして、自分が楽しくやれる範囲でいいのよ」

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迫さんは「実はね」と教えてくれました。

「子供の頃に連れて行って気に入ったのか、実はね、息子は今小笠原に移住しているの。だから小笠原に行くと家族に会える。これまでは年に1回、1か月ほどだったけど、もしかしたらこれから2回3回と増えていくかもしれない」

画像出典:湘南人

だんだん小笠原に引き寄せられていく迫さん。

コペペ海岸の名前は、ギルバート諸島から来てその場所に住み着いた「コペペ」という名の先住民のおじいさんに由来します。コペペじいさんもその昔、迫さんのように小笠原の魅力に取りつかれてしまったんだろうか、そんなことを考えました。

画像出典:湘南人

最後に迫さんの写真もとお願いしたら、クイズ番組のレポーター時代のポーズで応じてくれました。

画像出典:湘南人

鎌倉のみならず湘南エリアには、カレーの名店が数知れず存在しています。それでも、お気に入りのお店はいくつあっても足りないのがカレー屋さん。

迫さんのこだわりがなみなみと注がれたきのこカレーで、ご自身のお気に入りラインナップをまた1つ充実させられるかもしれませんよ。

この記事を書いたライター

店舗情報

店名 コペペ
ジャンル カフェ・喫茶店 洋食・西洋料理
住所 神奈川県鎌倉市小町1-14-10
最寄り駅 JR横須賀線 / 鎌倉駅
江ノ島電鉄線 / 鎌倉駅
アクセス JR鎌倉駅徒歩約1分
定休日 不定休
営業日 月曜日、 火曜日、 水曜日、 木曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日
営業時間 11:30~16:00
予約可否 電話予約
電話番号 0467-24-9919 電話する
お問い合わせ時間 月曜日、 火曜日、 水曜日、 木曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日 11:30~16:00
予算 最低予算¥1000 最高予算¥2000
支払い方法 現金
領収書 不明(店舗にお問合せください)
サービス料・
チャージ
不明(店舗にお問い合わせください)

席・設備

席数 27席
席の種類 テラス席
個室 無し
貸切 貸切可能
禁煙・喫煙 全席禁煙
駐車場 無し
空間・設備 落ち着いた空間

関連情報

利用シーン ランチ、 デート、 家族、 子ども、 友人、 お一人様、 女子会
ロケーション 隠れ家レストラン、 一軒家レストラン
お子様連れ 可能
営業開始日 2010-04-29
公式SNS